PAGE\*MERGEFORMAT31问题回答大全『太郎』に関する質問1. p13-7行目「眉をしかめる」というのは、どんな気持ちを表しているか。「服が汚れることがいやだ」という気持ちである. p13-9行目このページの中から「大田夫人の調教ぶり」を表す言葉をあげなさい。「筆がきちんとそろえられる」、「時間通りにやってくる」、「しんぼう強く座る」など。3.p13このページの内容をまとめなさい。画塾に来て間もないころの太郎がなかなか心を開こうとしなかった。4. p14-1行目「こわばり」と意味の近い言葉を文中から探し出しなさい。「硬直」である。5. p14-3行目「チューリップ派」とは、誰のことを指すか。なぜ「チューリップ派」と呼ぶのか。塗り絵ばかりやっていた子供のこと。塗り絵にはチューリップや人形の絵が多いから。6. p14-7行目なぜ子供が「お父ちゃん、空が落ちてくる」と叫んだか。その中から何が現れているか。子供は自分が高く飛んでいるのではなく、空が落ちてくると感じたからである。その中から自然性に目覚めた驚きと喜びが現れている。7. p14-8行目「肉体の記憶が古びないうち」というのはどういう意味か。ブランコに乗るときの興奮が消えないうちという意味である。8. p14-9行目「鋳型」とは何か。「塗り絵」のような子供の思想を束縛するもの。9. p14-10行目「肉体に訴える」手段にはどんなものがあるか。ブランコ、綱引き、相撲などである。10.p14-11行目子供の「脱出法」というのはどこから脱出するのか。精神的な束縛、「鋳型」から脱出するのである。11. p14このページの内容をまとめなさい。今まで「ぼく」の試みと成功例。12. p15-5行目「太郎自身がどんな感情でそれを受け取っているのか」の「それ」は何を指すか。大田夫人が太郎に強制している訓練と作法。13. p15-5行目「内心のその機制」とは何か。「太郎の心の中の考え」「太郎が夫人の躾をどのように受け取っているか」ということ。14.p15-7行目「イメージを行動に短絡する」とはどういう意味か。頭の中のイメージをすぐに行動に移す/行動で表すことである。15. p15-9行目「内部で発火する」というのはどういう意味か。外部から刺激を受けて内部で反応を起こすことである。16. p15-13行目「自分の不明と粗暴」とはどういう意味か。「不明」とは子供の心がわからないことであり、「粗暴」とは勝手にブランコという手段を使うことである。17. p15-14行目「小さなつぶやき」とは、後の内容のどこと対応しているのか。p17「するめで釣ればいいのに……」という太郎のつぶやき。18. p15このページの内容をまとめなさい。太郎に対する試みの失敗。19.p16-4行目「それをそのまま再現する」とは何を指すか。遠足に行った人数を実際どおりに書くこと。20. p16-8行目「酔ったまま」というのは、どんな状態である。かい掘りの興奮に陶酔している状態。21.p16-9行目「おむすび型をしたかれの頭の中~ひしめいていた」とはなぜか。その子はまだかい掘りの興奮から覚めていなく、そのことで頭がいっぱいであるから。22.p17-6行目「太郎がひょいと立ち上がる」という行動は、今までのどんな行動と対照的であるか。p13「仲間の喧騒をよそに」というところと対照的である。23. p17-8行目「遠慮深げな足どり」とは、どういう様子か。礼儀正しくしつけられて、回りに迷惑をかけないように歩く様子。24.太郎の心を開くための鍵、手ががりである。25. p18-3行目「太郎は安心したように肩を落とす」と対照的な内容を探し出しなさい。p17「おびえたように体を起こした」。26. p18-12行目「この理屈」というのは何か。ぼくの「川の魚が海の魚を食う」という下手な理屈。27. p18-12行目「貝はふたを閉じる」とは、何の喩えか。太郎がようやく開いた心を閉じる」という喩えである。28. p19-3行目「鍵がはまって~」とはどこと対応しているか。p17「小さな鍵」と対応している。29. p19-3行目「鍵がはまってカチンと音を立てるのを聞いたような気がした」とはどういう意味か。太郎の心を開く手がかりが手に入った感じがする意味である。30.p19-7行目「荒蕪地」、「アスファルト」、「遠い暗がり」、「草と水」はそれぞれ何を象徴するか。「荒蕪地」は太郎の心;「アスファルト」は大田夫人のしつけ;「遠い暗がり」は遠い昔のこと;「草と水」は自然性をそれぞれ象徴している。31. p19-8行目「ここから掘り起こして」の「ここ」は何を指すか. 太郎の田舎で暮らした経験。32. p19-9行目「この事実」とは何か。「太郎が昔田舎で暮らしたことがある」という事実。33. p20-1行目「話の中で母親にはするめを自分にくれる役を与えただけで」とはどういう意味か。「実の母について、ただするめを自分にくれたことだけ言った」という意味である。34.p20-8行目「彼女の体は~ぼくに見せた」とはどういう意味か。大田夫人は太郎の母親として努力しているが、その実際の年齢は若すぎて、隠せないものである。35. p21-2行目「何かひどく投げやりなもの」とはどういう意味か。夫人が太郎の教育に自信をなくしている意味である。36. p21-3行目「その違和感」というのはどんな感じか。「大田夫人の話の裏に何かひどく投げやりなものがある」感じである。37. p22-6行目「だって、ママが……」、太郎は何を言いたいのか。「ママが写生のことを聞いたらどうする」。38. p22-14行目「太郎は泥がつくことをいやがっていた」というのは前のどの部分と対応しているか。 p13「服が汚れるとママにしかられるよ」と対応している。39.p23-2行目「ぼくはあたりに水たまりがないことを見届け」とは、何のためか。太郎にとって危険がないことを確認するためである.40. p23-13行目太郎は「温かい息を僕の耳の穴に吹き込んだ」というのはどういう意味か。「太郎は僕の耳元でささやいた」という意味である。41. p24-1行目水の中の藻と糸杉の共通点は何か。垂直に立っていることである。42. p24-6行目「森は気配に満ちていた」の「気配」は何か。「命の気配」「生命の気配」である。43.p24-6行目「池は開花を始める」とはどういう意味か。「池の中の生命が活動を始める」意味である。 44. p24-7行目小魚の腹とナイフの共通点は何か。白くて薄長い形をしていることである。45. p24-7行目川えびとガラス細工の共通点は何か。透明感を持っていることである。46. p24-8行目なぜ「風の縞」というのか。そよ風が筋をなしているように感じるから。47. p24-10行目「池の生命が頂点に達する」とはどういう意味か。「池の中の生命の活動がもっとも活発になる」という意味である。48. p24-10行目「森の中に走りこむ影の主」というのは何の比喩か。「水草の間に泳ぎ込む鯉」のことである。49. p24-14行目「熱い混乱」とは何か。「抑えきれない興奮」のことである。50. p25-1行目「この子は内臓がじょうぶではないか」とはどういう意味か。「この子は都会育ちのように弱々しくなく、野性のところがある」という意味。51. p25-4行目「細い道がついた」とはどういう意味か。ぼくと太郎の間に交流する手段が見つかった。52. p25-10行目太郎は「そっと笑った」とは、前のどの部分と対照的であるか。p15「内部で発火するものは何もないようだった」と対照的である。53. p25-12行目「太郎の体を皮膚にひしひしと感じる」とは何を表しているか。二人の関係が親しくなり、心が通じていること表している。54. p26-3行目「そうした交感の瞬間」の例を文中からあげなさい。「僕は巨大な魚が森に向かって彼の目の内側をゆっくり横切っていくのをありありと感じた」瞬間である。55. p26-4行目「旅券を発行してもらう」というのは何の比喩か。「太郎の心に入る手がかりを手に入れた」比喩である。56. p26-6行目「僕は旅行できない」とは何の比喩か。「僕は子供と心の交流ができない」という意味である。57. p26-14行目「さいづち頭」とはどの子のことか。「人形の王国を支配している子」のことである。58. p27-3行目「それが度重なって」の「それ」は何か。太郎が紙を求めること。59. p27-4行目「おや、また便所?」「やだな~」という会話は何を表しているか。太郎と僕の関係が親しくなり、気楽に交流できるようになっていることを表している。60. p27-8行目「新しい核」とは何か。何かを生み出す可能性を持つ衝動。61. p27-9行目「すっかり形の変わってしまったがらくた」とは何を指すか。すっかり意味を失った今までのしつけや教育などのこと。62. p27-10行目「胎動」とは何か。「新しいものを生み出す衝動」、「絵を描く衝動」のことである。63.p27-13行目「体内のイメージの力と白紙の板ばさみになる」とはどんなことか。「絵を書く衝動はあるが、実際にどう書けばいいかわからなくて、苦しむ」ことである。64. p28-1行目「黙っていると」とは誰のことか。ぼくのことである。65. p28-4行目「彼があえいでいる」とはどんなことか。「書く意欲があるのにどうすればいいかわからなくて苦しんでいる」ことである。66. p28-4行目「脱皮しかけた」とはどういう意味か。「今までの束縛から抜け出し始めた」という意味である。67. p28-6行目「食われてしまう」というのはどんなことか。「自分で絵を書く動機を失って、全身を子供のためにささげる」ことである。68. p28-8行目「生きた肉体の群れをカンバスと感ずる」とはどういう意味か。「子供の絵を書く能力を育てることを自分の創作のように感じる」意味である。69.p28-9行目「泥を知らせる」とはどういう意味か。「自然の味を体験させる」という意味である。70. p28-11行目「以前におびえたこと」とはどんなことか。p13「服が汚れるとママにしかられるよ」とフィンガーペイントを拒否すること。71. p29-4行目「……?」とは誰のことか。ぼくのことである。72. p30-7行目「攻撃と混乱」はそれぞれ何を意味するか。「自分を抑圧するものを攻撃したいこと」と「攻撃対象がわからなく、自分の無力を感じたことから生まれた混乱」である。73.p30-9行目「母親に禁じられて~」はどこと対応しているか。p20「おまけにお友達にいいかたがいらっしゃらなくて」というところと対応している。74. p30-10行目「その圧力を~」とはどんな圧力か。仲間から感じた圧迫感のことである。75. p30-12行目「この小伝説」とは何か。太郎が作ったお化けの話。76. p30-12行目「そんな仮説」とは何か。 僕が考えた「太郎は絵であだ討ちをしている」という仮説。77. p30-13行目「そういう軽快な合理化」とは何を意味するか。「僕が自分の仮説で太郎の絵を簡単に解釈すること」を意味する。78. p30-13行目「太郎の肉体を感じた」の「太郎の肉体」はどんなものか。太郎が本来持っている、自然のまま肉体とその精神である。79. p31-1行目「僕以外の人間にとってはしみでしかない画用紙」というのはどんな意味か。他の人にとって太郎の絵は何の意味もないもので、ただのしみであるが、僕にはその意味がわかる。80.p31-1行目「ぽっかりと開いた傷口」はどの部分と対応しているか。p28「抑圧の腫れ物のかさぶた」と対応している。81.p31-2行目「血は乾いて、壁土のように、白い皮膚にこびりついていた」とは何の比喩か。二つの比喩が存在する。1)直喩:太郎の描いた絵の比喩である。2)暗喩:太郎の心の傷口の比喩である。 p31-3行目「傷口を深める方法」とはどういう意味か。開き始めた心の傷を徹底的に開いて、根本的に直す方法である。HYPERLINK"http://www.coffeejp.com/bbs/forum.php?mod=redirect&goto=findpost&ptid=91803&pid=1101010"2楼『鼓くらべ』に関する質問p44第一段落は何を書いたか。季節(秋)と環境の紹介である.2. p44第二段落は何を書いたか。主人公お留伊の登場、彼女の様子。3. p44第二段落からお留伊の性格を表す言葉を探し出しなさい。「勝気」、「おごった心」などである。4. p45-2行目「身を起こした」をほかの言葉に言い換えなさい。立ち上がった。5. p45-4行目お留伊はなぜ「おまえは、津幡の能登屋から何かたのまれてきたのでしょう」と聞いたのか。能登屋はライバルだから、その老人は向こうのスパイではないかと疑うから。6.p45-9行目「お留伊は疑いの解けた様子」とは、どんな疑いか。老人はスパイではないかという疑いである。7. p46-3行目老人のいったことはなぜ「お留伊には縁の遠い」ものか。お留伊は金持ちのお嬢さんとして環境に恵まれているから、世間のつらさがわからないから。8. p46-6行目「……」の内容は何を言っているのか。老人の人生観、人生の悟りである。 9. p46-6行目「万人に一人も経験することのないような恐ろしいこと」と書いてあるが、小説全体の内容から考えて、これはたぶん何を指しているのか。「友割りの鼓」のことを指している。10.p46-13行目「お留伊は心が温かく和やかになるのを感じた」というのはなにと対照的であるか。お留伊の冷たい性格と対照的である。11. p47-6行目「今年もまたそれが間近にせまっている」の「それ」はなにか。鼓くらべのことである。12. p47-7行目「技を磨く」をほかの言葉に言い換えなさい。「技術を磨く」、「腕を磨く」13.p47-10行目お留伊はなぜいままで鼓くらべに出ることを伸ばしたのか。お留伊は勝気な性格を持っていて、絶対優勝する自信がなければ出ようとしないから。14. p47-12行目「人をよこしては……」の「ては」は文法的に何を表すか、文中の言葉で応えなさい。「同じようなことが何度もあった」ことを表す。15.p47-14行目老人は納得がいった」というのは、何について納得がいったのか。この前お留伊はなぜ自分のことを疑ったのかについて納得がいった。16. p48-3行目「私はすっかり忘れておりました」老人は何を忘れたのか。「鼓くらべが行われていること」を忘れたのである。17. p48-11行目「それ以上にお留伊は強い自信を持っていた」とはどういう意味か。「大師匠のほのめかす言葉がなくても優勝する自信がある」という意味。18. p48-15行目お留伊は「何よりも先に」老人のことを考えたが、それはなにを表しているのか。お留伊にとって、老人は大切な存在になっていることを表している。19. p49-1行目福井へ立っていった」の「立つ」は何の意味か。「出発する、出かける」意味である。20.積もった雪がだんだん広くなる意味である。20. p49-6行目ここの「翼を広げる」とはどういう意味か。21. p49-8行目「おおつごもりの明日にせまった日」の「の」はどんな使い方か。主格を表す「が」に相当する。22. p49-10行目――まあ、やっぱりまだいたのね」とはどんな気持ちを表しているか。老人に会えることはお留伊にとって大変うれしいことである。23. p50-1行目「小腰をかがめる」とはどういう意味か。 お辞儀をする意味である。24. p50-5行目「あたしに来てくれって?」という言葉はお留伊のどんな気持ちを表しているか。「何で私がそんな安宿に行くのか」という不満、不機嫌な気持ちを表している。25. p50-9行目「ふつうの場合」とは、どんな場合か。老人が病気で倒れていない場合である。26. p50-9行目「そんな所」とはどんなところか。松葉屋のような汚い安宿のことである。27. p50-12行目お留伊は「冷ややかに言った」というのは何を表しているか。お留伊は老人に対して親しさを感じるようになっているが、他の人(特に小娘のような貧しい人)に対して相変わらず冷たい。28. p51-10行目老人が「それを制しながら」の「それ」は何か。お留伊が鼓を取り出すことである。29. p51-12行目「あたし、家へ断りなしで来たのだから……」の続きは何か。「速く帰らなければならない」ということである。30. p52-8行目「負けぎらい」と意味の似ている言葉を作品の中から探し出しなさい。「勝気」である。31. p53-4行目「鼓を持つほうの腕」とはどちらの腕か。 左腕である。32. p53第二段落の中に作者のどんな考えが含まれているか。作者の芸術観が含まれている。33. p53作者の芸術観を表す言葉を文中から探し出しなさい。「すべての芸術は、人の心を楽しませ、清くし、高めるために役立つべきのもので、(そのために誰かを負かそうとしたり、人を押しのけて自分だけの欲に満足させたりする道具にすべきではない。)」34. p53-9行目「~なさらずとも」を口語に直しなさい。「~なさらなくても(~しなくても)」の意味である。35.p53-14行目「もうこれが聞き納めになるかもしれません」とは老人のどんな気持ちを表しているのか。死が近づき、命はそれほど長くないことを意識している気持ちである。36.p54-3行目「これには~」の「これ」は何を指すか。鼓くらべを指す。37. p54-3行目「加わる」をほかの言葉で言い換えなさい。「参加する」。38.p54-4行目お留伊はなぜ「総身ふるえるような感動を覚えた」のか、文中の言葉で応えなさい。一番の賞を受けるときの自分を考えると、そのほこらしさと名誉の輝かしさに身が震えるのであった。39. p54-5行目「それは気後れがしたのではない」の「それ」は何を指すか。「総身の震えるような感動を覚えた」ことを指す。40. p54-6行目「まだどのひとつも彼女を恐れさせるほどのものがなかった」とはどういう意味か。「誰も彼女よりレベルが低くて、彼女の自信を失わせるものはなかった」という意味である。41. p54-10行目~12行目ここから師匠のどんな気持ちがわかるか。お留伊以上に緊張している気持ちがわかる。42. p54-13行目「お留伊は静かに微笑しながらうなずいた。」から何がわかるか。お留伊には十分な自信があることがわかる。43. p55-5行目お宇多の顔からどんな気持ちがわかるか。文中の言葉で応えなさい。「どうかして勝とうとする」気持ちである。44. p56-6行目「その音色」とは何か。お宇多の鼓の音色である。45.p56-6行目「客たちの動揺」とは何か。なぜお留伊が手を止めたか分からなく、客席のほうでざわめきが起こっていること。46. p6-7行目「老人の顔が笑いかけてくれるように思え」とはどんな意味か。お留伊は、老人が自分の行動を理解し、喜んでくれているように思えたのである。47. p56-8行目「新しい喜び」とは何か。優勝の喜びと違って、芸術の真理を悟った喜びである。48.p56-8行目「目に見えるいましめ」とは何を指すか。鼓比べで勝とうとする意欲」を指す。49. p56-9行目「軽い生き生きとした気持ち」は簡単に言うとどんなことか。解放感である。50. p56-15行目お留伊のいう「打ち違えたのです」とは何を間違えたのか。優勝の喜びと違って、芸術の真理を悟った喜びである。51. p57-2行目師匠のいう「あなたは打ち違えたりはしなかった」とはどんな意味か。「鼓の技術で何の間違いもなかった」という意味である。52. p57-14行目少女が「聞かれることは分かっている」とは、何が分かっているか。お留伊が何のために来たのか、これから何を聞くのか少女にはすぐにわかったのである。53.p58-1行目「当たり前すぎる口調」は何と対照的であるか。なぜ「当たり前」なのか。p57「驚きの目を見張った」という意外な気持ちと対照的である。老人の病気が悪くなるばかりで、いつか亡くなることは当然のことだから。54. p58-9行目「ようなさいました」を口語に換えなさい。それはどういう意味か。「よくやりました」。老人がお留伊の行動をほめている意味である。55. p58-13行目「みにくい心」とはどんなことか。勝つことしか考えないで、芸術の真理が分からない心である。56. p59-2行目「お留伊のほおに、初めて温かいのもがしたたった」とは何を表しているか。そして、p46の「お留伊は心が温かく和やかになるのを感じた」との間に、どんな違いがあるか。お留伊の今までの冷たい性格が徹底的に変わったことを表している。p46の場合、老人の話を聞いて、お留伊の冷たい心に変化が現れたことを意味する。57. p59-10行目「……南側の~まぼろしのごとくえがき出した」とはどの部分と対照的であるか。 p44第二段落、お留伊の「美しいというよりすさまじい」姿と対照的である。ここでは真の「美しい姿」になっている。3.『走れメロス』に関する質問1. p70-5行目「辺りをはばかる低声」とはどんな意味か。周りの人に聞かれないように声を小さくするという意味である。2. p71-3行目「メロスは、単純な男であった」というのは前文のどこと対応しているのか。p69「メロスには政治が分からぬ」と対応している。3. p71-3行目「のそのそ王城に入っていった」とは、メロスのどんな性格を現しているか。「のんき」な性格を現している。4. p71このページにあるメロスと王の会話の中で、二人の様子を表す対照的な言葉を探し出しなさい。 王)「静かに」「威厳を持って」「憫笑」「落ち着いて」メロス)「悪びれずに」「いきりたって」5.p72-7行目「りこう」という言葉には「物事がよく分かる」という意味があるが、ここでは、何を指すのか。「王は人のはらわたの奥底が見え透いてならぬ」、さらに、メロスの心まで分かっているということをさしている。6. p72-7行目「うぬぼれる」という言葉には「自分が優れていると思い込む」という意味があるが、ここでは、何を指すのか。「王はメロスの心が見え透いていると思い込む」ことを指している。7. p73-8行目「うんと見せ付けてやる」とは何を見せるのか。「人はこれだから信じられぬ」ことを見せるのである。8. p73-13行目「おまえの心は、わかっているぞ」とは、どういう意味か。王はメロスも命を大切に思って、きっと逃げるだろうと思っているのである。9. p74-3行目「友と友の間は、それでよかった」の「それ」は何か。「何もいわずに、うなずきと抱きしめだけ」という意味である。10.p75-5行目「頑強」と意味の近い言葉を前文から探し出しなさい。p69「律儀」である。11. p75-11行目「王とのあの約束」とは何か。「三日目の日没までに町に帰る」約束である。12. p75-12行目「今は、自分の体で、自分のものではない」とはどういう意味か。今は自分の意志で行動できない(村に残ることができない)。約束をした以上守るしかない。13.p75-13行目「明日の日没までには、……と考えた」というのはメロスのどんな性格を現しているのか。のんきな性格である。14p76-1行目「メロスほどの男」とはどういうふうに理解すればよいか。誠実で、意志が強く、男らしさがある人。15.p76妹と妹婿に対するメロスの話しにはどんな気持ちがあるか。最後の別れを意識している気持ちである16. p77-2行目メロスはなぜ「ゆうゆうと」身支度をするのか。文中の言葉で答えなさい。約束の刻限までには十分に間に合うと思うから。17.p77-4行目三つの「~ために走るのだ」が並べられ、メロスのどんな気持ちを表すのか。命も惜しまず、約束を守ろうとする強い意思を表している。18.p77-6行目「幾度か、立ち止まりそうになった」とは、どんな気持ちの表れか。前文の言葉でこたえなさい。未練」の気持ちを表している。19.p78-3行目メロスの「男泣き」はどんな気持ちを表しているのか。意外な災害で道がなくなって、絶望する感じである。20. p78-7行目「濁流は~おどりくるう」という文はどんな修辞法を使っているのか。擬人法である。21. p78このページの中で、動詞の並列により、言葉の勢いを強める例を二つ探し出しなさい。「波は波を飲み、巻き、あおり立て」、「押し寄せ渦巻き引きずる流れ」22. p79-8行目「さては」をほかの言葉で言い換えなさい。「そうか」。23. p79-11行目「気の毒だが」とは誰のことか。山賊のことである。24. p80-1行目メロスの「悔し泣き」はどんな気持ちを表しているのか。文中の言葉で答えなさい。「ここで、疲れきって動けなくなるとは情けない」。25. p80-4行目「王の思うつぼ」とは王のどんな思いを指すか。「メロスは自分の命のために友達を犠牲にする、きっと戻らない」ことである。26. p80-9行目「お目にかける」を文中のほかの言葉で言い換えなさい。「見せる」。27.p80メロスは内心で「わたしは、これほど努力したのだ。~心臓を見せてやりたい。」というのは何のためか。自分の行動(走るのをあきらめること)を正当化するためである。29.p81-9行目「王の言うままになっている」とはどういうことか。約束に遅れて、友達が殺され、自分が放免されること。28. p80-15行目「暗い疑惑の雲を、お互い胸に宿す」を簡単な言葉で説明しなさい。「お互いに疑いを持つ」ことである。30. p81-10行目「王は独り合点して私を笑い」というが、王はなぜ笑うのか。自分の考えが正しく、メロスは不信の男と証明されたからである。31. p81-13行目「それも私の独りよがりか」の「それ」は何か。「君だけは私を信じてくれるに違いない」ということである。32.p81-13行目「それも私の独りよがりか」と考えるメロスの気持ちを表す言葉を文中から探し出しなさい。友に対して「暗い疑惑の雲を胸に宿す」ことである。33.p82-1行目ここまできて、メロスの考えは80ページのところとどう違うか。前はあきらめようとしても友に対する罪悪感を抱いていたが、ここでは、それも徹底的に捨てられたのである。34. p82-8行目「義務遂行の希望」の「義務」とは何か。「約束を守る義務」である。35. p82-14行目「あの悪魔のささやき」とは何か。文中の言葉で答えなさい。「どうでもいい」という考え。36. p83文中から、肉体と精神の連動関係を表す箇所を探し出しなさい。p80「身体疲労すれば、精神もともにやられる。」p82「肉体の疲労回復とともに、わずかながら希望が生まれた。」p83「五臓が疲れているときは、ふいとあんな悪い夢を見るものだ。」37. p83-3行目「正義の士として死ぬ」、「正直な男のまま死ぬ」とはどんなことか。約束を守り、信実のある人間として王に殺されることである。38p83-9行目「あの男」は誰のことか。セリヌンティウスのことである。39. p84-6行目「もうちょっとでも、早かったなら!」の続きは何か。「あの方を助けることができたのに、なぜ遅れたのか。」40. p84-10行目王様がセリヌンティウスをどうからかったのだろうか。「メロスはあなたを裏切ったのに、なぜあなたは彼を信じるのか」と。41. p84-12行目「それだから」の「それ」は何か。文中の言葉で答えなさい。「信じられている」ことである。42. p84-12行目「間に合う、間に合わぬは問題ではない」「人の命も問題でない」とはどういう意味か。「今は約束の時間に間に合って友の命を助けるために走っているのではない」という意味である。43. p84-13行目「もっと恐ろしく大きいもののためには知っている」とはどういう意味か。「信実のために、約束を守るために走っている」という意味である。44. p86-1行目「悪い夢」はどこと対応しているか。p83「悪い夢」と対応している。45. p86二人がお互いに告白した内容を文中の言葉で説明しなさい。p80「暗い疑惑の雲を、お互い胸に宿したこと」である。46. p86-9行目作品の中で、メロスが三回泣いた。それぞれの内容を探し出しなさい。p78「男泣き」、p80「悔し泣き」、p86「うれし泣き」HYPERLINK"http://www.coffeejp.com/bbs/forum.php?mod=redirect&goto=findpost&ptid=91803&pid=1101015"4楼『鳥』に関する質問1. p121第一段落が描いたのはどんな世界か。「かれ」の内部にある独特な世界。内的世界。2. p121-5行目「鳥たちは不意の驚き、突然の不安に脅かされて」とはどんな意味か。母と男の声が聞こえて、内的世界に危機が現れ、それは外部からの侵入である。3. p121-7行目「ああそういうことか」とは「かれ」のどんな気持ちを表しているか。鳥たちの羽ばたきと不安の理由が分かったという気持ちである。4. p121-9行目「あいつら」とは誰のことか。母や男を代表とする「外側の人間」のことである。5. p121-9行目なぜ「あいつらは~できはしない」というのか。鳥は「かれ」の内的世界に属する特別なもので、「かれ」にしか感じることができないからである。6. p122-3行目「安心した鳥たちの羽ばたきが収まり」とは何を意味するか。不安が消えて、内的世界が落ち着く意味であり、鳥の世界は「かれの内的世界を表している。7. p122-6行目「それを追いやる」の「それ」は何か。「眠気」のことである。8. p122-7行目「それはしかたのないことだ」の「それ」は何か。「眠気を追いやることは難しい」ということである。9. p122-8行目「ごく微細な合図」の例を文中から探し出しなさい。p121「かれは鳥たちへ優しくささやきかけた」こと。10. p122第二段落から見られる対立する二つの世界を挙げなさい。「外側=他人=現実」と「内部=かれ=鳥」である。11. p122-12行目「それは珍しいことだった」の「それ」は何か。「(階段を上ってくる)足音」のことである。12. p123-3行目「そしてそれはかれが黙っている間~断続した」の「それ」は何か。「(とびらの向こうの)沈黙」のことである。 13. p123-7行目「かれ」は「ごく短い間考えた」とは何を表しているか。それはなぜか。外部のものに対する「かれ」の反発には変化が見られ、心が動いた。それは今日の客の態度が普段のものと違うからである。14. p123-13行目「母親は目を伏せて……」それはなぜか。息子を精神病院に騙して入れようとするが、そのたくらみを見抜かれることが恐いから。15. p123-14行目「その道の専門の方」とはどんな意味か。心理学、精神医学の専門家という意味である。16. p123~p124男に関する内容からかれに好感を与えた言葉をあげなさい。「しんぼう強く」、「遠慮深く」、「微笑」、「謙虚」、「熱情」、「友情に満ちた人間的な様子」などである。17. p124-1行目「その種の用件」とは何か。「鳥のこと」など心理学の問題。18. p124-12行目「かれはますます落ち着いて」、「よい感情になった」とは何を表しているか。「かれ」の男に対する警戒心がだんだん薄くなったことを表している。19. p125-5行目「鳥の群れの喜びの羽ばたき」は何を意味するか。「かれ」内心の象徴であり、他人に理解された喜びである。20. p125-10行目「二十歳の誕生日」は何を意味するか。二十歳は成人の年であり、「かれ」は成人したにもかかわらず、大人の世界に組み込まれることを拒否し、「鳥の世界」に閉じこもるようになったのである。21. p126-2行目「鳥たちのほかは、みんな他人だ」とはどんな意味か。鳥たちは自分の一部であることを表している。22. p126-4行目「それが二十歳の誕生日を期して起こった」の「それ」は何か。「(他人と触れ合うことを拒みたくなる)傾向」のことである。23. p126-8行目「それは父が亡くなったからだ」の「それ」は何か。「(ぼくが)他人との接触を拒む」ことである。24. p126-9行目「それを原因だと母は言っている」の「それ」は何か。「父の死後、兄たちが僕を排除して結束した」ことである。25. p126-11行目「それは思い違いで」の「それ」は何か。「母の解釈」を指している。26.p127-5行目「男はかれにならって頭をぐるりとひとまわりさせた」とはどういう意味か。何のためか。「周りを見回した」意味である。男は周りに鳥たちがいるかどうかを確認するために見回したのである。27.p127-7行目「林の樹木の葉」と同じ比喩の言葉を文中から探し出しなさい。p121「森の樹葉のさやぎのように」である。28.p1279行目「かれは男に友情を感じ、ついしゃべりすぎてしまう」とは何を表しているか「男に対してかれは完全に警戒心を持たなくなり、好感を持つようになった」ことを表している。29. p127-13行目「かれ」はなぜ「心残りのように感じ」たのか。せっかく見つかった話の相手が帰ることを残念がっているからである。30. p127-14行目「真の知己を見つけ出した思い」から「かれ」のどんな変化が見られるか。かれは外側の人間に対して、ある程度心を開いたことが分かる。31. p128-6行目「事情は変わってくる」とはどんな意味か。もし部屋の外にも鳥が現れたら、「かれ」は部屋に閉じこもる必要がなく、外に出ることもできるようになるという意味である。32. p128-9行目「それがあなた自身に由来するのか」の「それ」は何か。「鳥の存在」のことである。33. p128-11行目「それに押しまくられて」の「それ」は何か。「男の雄弁」のことである。34. p128-11行目「それはたいせつなことかもしれない」の「それ」は何か。「実験、試し」のことである。35. p128-12行目「それは《鳥たち》が」の「それ」は何か。「実験、試し」のことである。36. p128-15行目「それをやってみたら」の「それ」は何か。「実験、試し」のことである。37. p128-13行目さっき母親は急いで部屋を出たが、しかし今また顔を出したのはなぜか。「計画(息子を精神病院に入れること)」を成功させるためである。38.p129-4行目「かれの心を硬化させた」とはどういう意味か。「かれの心」はどんなことか。「かれに決心することを促した」という意味である。「かれの心」とは「(男の提案を受け入れて)試してみたいという考え」である。39. p129-5行目「あいつらに~」の「あいつら」とは誰のことか。「男」のことである。40. p129-13行目「母親が思いつめたような目をして見送っている」とは何を表しているか。息子を騙して精神病院に入れることに対して不安とためらいを感じていることを表している。41. p129-14行目「それに、雨もよいの~ぶらついて少しおかしいのだった」とは何を表しているか。(久しぶりに勇気を出して)外部に出て不安を感じることを意味している。42.p130-3行目「鳥たちのためらいがちな接触」とは何を意味するのか。鳥は「かれ」の内心の象徴であり、外部に出て不安を感じ、鳥の感触にも「ためらい」が見られる。43. p130-4行目「いくぶん勝利のにおいのする」の「勝利」とはどういうことか。部屋の外でも鳥の存在を確認できて、自分が正しいということである。44. p130-8行目「かれはそれを気にかけないほど」の「それ」は何か。「男の態度」である。45. p130-10行目「それは確かなことだ」の「それ」は何か。「俺はどんな遠い国へ追いやられても一生、孤独を味わわないですむ」ことである。46. p130-11行目「かれはそれらの人々」の「それらの人々」とは誰のことか。「道行く人々」のことである。47. p130-11行目「かれはそれらの人々をいくぶんこっけいに感じる」とは「かれ」のどんな気持ちを表しているか。自分だけが鳥を持っていることを自慢する気持ちである。48.p130-12行目「それを不安に思わない」の「それ」は何か。「鳥を持っていない」ことである。49. p130-13行目《外部》と同じ働きをするの言葉を文中から探し出しなさい。p112《現実》である。50.p130-13行目「自分が~加害者であるような気がした」とは「かれ」のどんな気持ちを表しているか。「自分だけが鳥を持っている」ということに対する優越感である。51.p130-14行目「《外部》はあいかわらず他人のにおいに満ちている」とはどこと対応しているか。p122「《現実》はすべて他人のにおいを根強くこびりつかせている」というところである。52.p130-15行目「それは今弱々しく萎縮していた」の「それ」は何か。「他人のにおい」のことである。53.p130-15行目「他人を家来にしている王と同じ働きをする言葉を文中から探し出しなさい。「(外部に圧迫を加えることのできる)加害者」のことである。54. p131-5行目かれをびっくりさせた」のは何か。「男の態度が大きく変わった」ことがかれをびっくりさせた。55. p131「おうへい」、「冷淡」と正反対の言葉を前文から探し出しなさい。「謙虚」と「熱情」である。56. p132-5行目「かれがそれを振り払うと」の「それ」は何か。「男の腕」である。57. p132-7行目「男がそれにかまわず」の「それ」は何か。「かれが苦しんでいる」ことである。58. p132-9行目「ひとあばれしてそれを降りると」の「それ」は何か。「計量器」のことである。59. p132-13行目「かれはおびえはじめていた」と対照的な内容を前文から探し出しなさい。p131「彼は他人たちの前でおびえなかった」。60. p133-5行目「肩の震えをとどめるむなしい努力」とはどういう意味か。肩の震えをとどめようと効果がないという意味である。61. p133-11行目「それはしかたのないことだ」の「それ」は何か。「おまえをペテンにかけた」ことである。62. p133-11行目「それも、けっきょくはおまえのため」の「それ」は何か。「おまえをペテンにかけた」ことである。63. p134-1行目「かれはそれを聞こうとしなかった」の「それ」は何か。「男の話」のことである。64. p134-2行目「つい先刻の親しみ」とは何か。先ほど部屋の中で男に対して感じた親しみである。65. p134-9行目「頑強にかれはそれを無視した」の「それ」は何か。「男の見つめる目」である。66. p135-5行目「それはかれを慰める~」の「それ」は何か。「二羽ほどの鳥」のことである。67. p135-7行目「こいつらが~たちまち消えてしまった」とは何を表しているか。ここに現れた「二羽ほどの貧しい鳥」は《鳥たち》と違って、彼の内心世界の象徴とは言えず、「仲間」ではない。内的世界の崩壊が始まったのである。68. p135-12行目「それを男が冷淡な目で見つめる」の「それ」は何か。「かれが体を縮めている」ことである。69. p135-13行目「それは次第に大きく崩壊し」の「それ」は何か。「鳥たちのイメージ」のことである。70. p135-13行目「《鳥たち》のイメージが崩れる」とは何を意味するか。幻視、幻覚の崩壊で、内的世界の崩壊を意味する。71. p136第一段落「かれ」の外見と内心の違いを分析しなさい。「かれ」は男に対して強がりを見せようとしているが、内心はすでに絶望し、屈服しているのである。72. p136-10行目かれは「すっかり裸」になる始末は何を意味するか。かれの体をおおう鳥たちはすでに存在せず、内心の世界が完全に崩壊してしまった。73. p138-1行目兄たちの態度は以前と比べてどう変わったか。以前は「かれ」を排除した兄たちは今度かれを擁護する立場に変わった。74. p138-8行目「それを見つめていた」の「それ」は何か。「空」のことである。75. p138-12行目「それをひいてしまうと」の「それ」は何か。「風邪」のことである。76. p138-12行目「それから回復する」の「それ」は何か。「風邪」のことである。77. p139-10行目「おれが汚辱に満ちているときに支えにならない」とは何を指しているのか。病院で汚辱を受けたときに、鳥を呼んでも現れてくれなかったことを指している。78. p140-1行目母親が鳥の羽ばたきを聞いたことは何を意母親にも幻覚が起こり、異常な人間になったことである。79. p140-3行目かれはなぜ「うそだ」と言うのか。病院の経験を通して、鳥たちは存在しないことを確認できたから。80. p140-9行目「すっかり空虚な部屋」は以前とどんな違いがあるのか。部屋は以前鳥でいっぱいになっていたが、今はその鳥がいなくて、空虚になっている。81. p140-11行目「選ばれた子供」とはどういう意味か。「母親の胎内にある子供」の意味である。「鳥の世界」は「母の胎内」と同じように安全であるが、かれが「鳥の世界」を脱出すると同時に、母から離れることにもなる。味するか。82. p140-13行目「少しの幻影もなしに」とは何の幻影か。鳥の幻影のことである。83. p140最後の段落は何を意味するのか。「かれ」は困難を乗り越えて「鳥の世界」から脱出したが、現実世界はさらに困難に満ちていることを意味する。HYPERLINK"http://www.coffeejp.com/bbs/forum.php?mod=redirect&goto=findpost&ptid=91803&pid=1101017"5楼『棒』に関する質問1.p152-3行目「雨あがりの街」を「腫れぼったくむんだよう」にたとえるのはどんな性質からか。水気を含んだ性質からである。2.p152-5行目「子どもたちを順に抱き上げ」て何をするか。街の風景を眺めさせるためである。3. p152-6行目「自分が夢中になる」とは何に夢中になるのか。(文中の言葉で)「街を見下ろす」ことに夢中するのである。4. p152-6行目「特別なことではなかったと思う」とは何のことか。(文中の言葉で)「自分が夢中になる」ことである。5. p152-6行目なぜ「特別なことではなかったと思う」か。(文中の言葉で)「手すりにへばりついているのは、子供よりおとなが多い。」6. p152-10行目なぜ「後ろめたいたのしみ」というのか。子供を放っていて自分だけが夢中になることは父親としてはよくないと思うから。7. p152-10行目「問題にするほどのこと」というのは、何を「問題にする」のか。「大人が街を見下ろすことに夢中になる」ことを「問題にする」、非難することである。8. p153-7行目「落ちるときそうなったのか」の「そうなった」とは何か。 棒になることである。9.p153-12行目「人々は腹を立てて上をにらんだ」とあるが、人々はどう思っているだろうか。上の子供がいたずらして棒を投げ落としたと思っている。10. p153-14行目「守衛が~を約束して」とは誰と約束するのか。 街の人々と約束するのである。11. p154-5行目なぜ学生が「残念そうに」言ったのか。棒が人に当たり怪我人が出るとか大きな事故にならなくて残念だったから。12. p154-8行目先生の言う「欲張ることはない」と対応する言葉を文中から探し出しなさい。学生の「残念そうな口調」である。13. p155-1行目小説全体から見れば、先生の「つけひげ」をどう理解すればいいのか。この世に来るときの仮装だろうと思う。14. p155-15行目「そのことば」とは何の言葉か。先生の「いくぶん、感傷的になりすぎているようだね」という言葉である。15. p156-11行目「それが、誠実ということではないでしょうか」というのはどういう意味か。棒には主体性がなく、盲人に利用されることは、忠誠心の表れで、誠実である。16. p156-12行目右側の学生はなぜ「しかし、この棒で~打つこともできる」というのか。棒には主体性がないため、誰にでも利用されることが可能で、忠誠、誠実とは言えない。17. p157-6行目「標本室にない」理由を二つ上げなさい。「珍しい」から、「平凡すぎる(あまりありふれている)」から。18. p157-9行目学生たちはなぜ「周囲の雑沓を見回した」のか。周りの平凡な人間がみんな棒になると思ったからである。19. p157-11行目「
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者」と「三角形」の関係に対応するのはどんな関係であるか。「この先生と学生」と「棒」の関係である。20. p158-6行目「そのうち、手足が生えて」とは何に手足が生えたのか。先生の書いた「いたずら書きの図形」に手足が生えたのである。21. p159-2行目「その代表的な例」とは何の例なのか。「裁かぬことによって裁いたことになる、好都合な連中」の代表的な例である。22. p159-13行目「父親の名を叫んで呼ばなければならない子供がほかに何人いたって不思議ではない」とは、どういう意味か. 「そんな子供が何人いたって不思議ではない」というのは逆に言えば「棒になった父親が何人いたって不思議ではない」という意味で、平凡すぎて、世の中に疎外された人間が大勢存在するということを意味している。『HYPERLINK"http://www.coffeejp.com/bbs/forum.php?mod=redirect&goto=findpost&ptid=91803&pid=1101018"6楼伊豆の踊り子』に関する質問1. p231-6行目後の文章から分析すれば、「一つの期待」とは何を指すか。旅芸人に追いついて再会する期待である。2. p232-2行目「期待がみごとに的中した」とはどんなことか。自分の期待通り、旅芸人たちに追いついたことである。3. p232踊り子の一行に再会できた私のとまどいぶりを表す言葉を探し出しなさい。「立ちすくんでしまった」、「突っ立っている」、「言葉がのどに引っかかって出なかった」、「あわてて」などである。4. p232「わたし」に対する踊り子の態度を表す動きを探し出しなさい。「座布団をはずして、裏返しにそばへ置いた」、「たばこ盆を引き寄せて私に近くしてくれた」などである。5p232-7行目「やっぱり私は黙っていた」の「やっぱり」と対応するところを探し出しなさい。「『ありがとう』という言葉がのどに引っかかって出なかった」と対応している。6.p232-14行目小説全体から見れば、「自分のみについた」「旅情」とはどんな気持ちだろうか。「『孤児根性』から抜け出すことができるかもしれない」という明るい喜びの予感である。7.p233-4行目「そう空想して道を急いできたのだった」と同じ意味を表す言葉を前文から探し出しなさい。p231「私は一つの期待に胸をときめかして道を急いでいるのだった」。8. p233-10行目「おあたりなさい」とはどういう意味か。「火にあたってください」という意味である。9.p234-4行目「胸騒ぎするばかりで立ち上がる勇気が出なかった」とは、「わたし」のどんな気持ちを表しているのか。 踊り子に接近しようとするが、唐突な行動をとるのが恥ずかしいという矛盾の気持ちである。10. p234-6行目「空想が解き放たれたように」というのは「わたし」のどんな状況を表しているのか。踊り子がそばにいなくて、緊張が薄れた状況である。11.p234-6行目