日语专业毕业论文-影响日本女性社会地位变化的因素研究

要 旨 (空一行) 日本は、伝統文化の歴史的な慣性がとても大きい国家である。日本の封建的な思想は根強くて、「男尊女卑、男権至上」の理念は今も広く認められている。「女性は家で家事?育児をすべき」は日本の伝統的な家族観である。伝統的な日本女性の社会的地位はとても低く、附属品の存在であった。時間の流れとともに社会構造も変わり、現在の日本女性の社会的地位もだんだん高くなっている。数多くの女性は、社会に進出しているし、女性の教育レベルも高まりつつある。これらの変化を起こした影響要素と言えば、西方文化の流れ込みのほか、また、経済発展も見逃してはならない。とは言っても、日本女性の社会的地位は想像の引き上げにはなっていない。その他の発達国に比べて、「女性の社会進出」問題は依然として厳しい情況にある。本稿では日本女性の就業率、男女の賃金格差、管理職女性の比率等の推移を研究するうえ、女性の社会的地位の変化に影響する要素を明确しようとしている。 (空两行) キ一ワ一ド:日本女性 伝統文化 社会地位 社会進出 影響要素 I 摘 要 日本是对传统文化倾向性非常大的国家，日本的封建思想根深蒂固，“男尊女卑，男权至上”的理念被普遍地承认。作为女性就应该在家料理家务、生儿育女，这是日本传统的家族观。因此，日本女性的社会地位非常低，女人不过是男人的附属品。但随着时间的流逝和社会形态的变更，日本女性的社会地位渐渐有所提高。现在，很多女性已经迈入社会，做着各式各样的工作，其教育程度也已大幅度提高。这一现象的原因不仅仅是由于西方文化的流入，还有经济发展的原因。所以，日本传统文化的束缚，以及日本经济的发展是影响日本女性社会地位的重要因素。尽管如此，日本女性的社会地位依然没有如想象中那般快速地发展，和世界其他发达国家相比，“女性参与社会活动”面临的问题依然很严峻。本文通过研究日本女性的就业率、男女间的薪资差异、管理层女性比例的推移等方面，来明确影响日本女性社会地位变化的因素。 关键词:日本女性 传统文化 社会地位 社会进出 影响因素 II 目 次 はじめに ................................................................................................................... 1 1 伝統文化から見る日本女性の地位 ..................................................................... 1 1.1 伝統的な日本女性 ................................................................................................................ 1 1.2 伝統的な日本の家族観 ........................................................................................................ 2 2 社会進出から見る日本女性の社会的地位の変化 .............................................. 4 2.1 各分野で活躍している日本女性 ........................................................................................ 4 2.2 女性の社会進出の現状 ........................................................................................................ 4 2.2.1 就職における難しさ ..................................................................................................... 4 2.2.2 男女の賃金格差 ............................................................................................................. 6 2.2.3 管理職女性の比率 ......................................................................................................... 7 2.2.4 女性の社会進出に対する世論調査 ............................................................................. 9 3 日本女性の社会的地位への影響要素及びその分析 ........................................ 10 3.1 外的要素及びその分析 ...................................................................................................... 10 3.1.1 生活様式の変化 ........................................................................................................... 10 3.1.2 女性の権益保護政策と法規 ....................................................................................... 11 3.2 内的要素及びその分析 ...................................................................................................... 12 3.2.1 自己意識の変化 ........................................................................................................... 12 3.2.2 教育意識と参政の意識 ............................................................................................... 12 おわりに ................................................................................................................. 13 参考文献 ................................................................................................................. 14 謝辞 ......................................................................................................................... 15 日本女性の社会的地位の変化について (空一行) はじめに 伝統的な日本女性は、より安全な「内」,「家庭」にとどまるのを好み、「外」,「社会」に進出しようとしなかったため、「外」なる「社会」における地位が低くい。男女差別について、特に労働の差別について、なぜ女性就職者の状況が、男女雇用機会均等法という法律ができたにもかかわらず、いつまでたっても変わらないのかを述べてあるし、どうしたら女性就職者の差別がなくなるのかも述べてあったので選んだ。現在、家庭では今度は男性が育児をしたり、家事を手伝ったりということも多くなっている。一見、昔の完璧なる父権社会または男尊女卑というものが崩れてきたよに思われる。 確かに、現在の日本女性の社会的地位は引き上げつつある。しかし、国際的に見ると、女性の社会地位問題は依然として厳しい。一体、この男女差別というのは永久に終わらないのだろうか。男性たちは、どのように思っているのだろうか。 先行研究によれば、水谷修の「女性の意識」、尚永清の「日本的社会」、比嘉正范の「日本人社会」は日本の女性について、それぞれ詳細な論考を行っている。本稿は、日本女性社会進出の発展、日本女性の社会的地位に影響する要素を中心に、研究を展開するつもりである。日本女性の社会進出を検討し、日本女性の社会地位を影響する要素をもっと深く理解することを目的にしている。 したがって、本稿は、まず、伝統的な女性を出発点として、日本女性の社会地位を述べ、そのうえ、現在女性の社会進出から、日本女性の社会地位の変化を解明しようとしている。最後に、日本女性の社会地位を影響する要素も分析しようと思う。 (空一行) 1 伝統文化から見る日本女性の地位 1.1 伝統的な日本女性 日本は発達している資本主義国家である。文化の面から見ると日本は、伝統文化の歴史的な慣性がとても大きい国家である。この文化伝統と称される日本 1 の伝統文化としては伝統的な家族制と家庭制、および家庭生活で統治地位を占有する男権であろう。女性は家庭や男性の子民のような存在と言えよう。日本の女性は、どんなに遠い地方へ行くにしても、家庭生活の核心を離れるのは不可能で、その運命は生まれた時から家庭とつながっている。日本の封建的な思想は根強くて、「男尊女卑、男権至上」の一般に認められている。日本の男女の分業は比較的明確で、夫は外で家庭のために金を儲けている。仕事のためほとんどの人生が使われ、家事と育児のことは全然気にかけない。しかし、妻は「専業主婦」としてずっと家庭で夫のために、子供のために、家庭のために自分を奉献している。 伝統的な日本の女性は自分で考えないで、家族のために生きていたそうだ。日本の女性は小さい時から高校まで、家庭科の課程をもらう。家庭科の意味は子孫を教育することの点にある。それに、娘として、彼女たちは父のために、自分を犠牲するし、妻として、主人のために、自分を犠牲するし、母として、お子さんのために、じぶんを犠牲するのである。犠牲の方から見て、家庭とその強いもの、正しく融合しているが、この融合で、日本女性の独特な魅力を産生して、自然に彼女の生活をつくっている。以前、面白い意見を聞いた。一番いいと言われているのはアメリカの給料をもらい、イギリス風の家を持ち、中国人の調理師を雇い、日本人の奥さんがいるということである。つまり、この四つの条件を満たすと、成功した生活が送れるようになるという意味だ。そういう視点をよく考えみると、どうして日本女性はいい奥さんというイ乄ージを持つか。今、ついに原因を知っている。日本の伝統的な女性は独特な魅力があるからこそ。彼女たちは伝統的な美徳を備える。一般的に日本の女性は他国の女性より家庭的だといわれて、穏やかで素直で礼儀正しく質素で控えめな伝統的な日本女性と結婚できたら、どんなに素晴らしいだろうと考える人が多い。 1.2 伝統的な日本の家族観 日本人は、嫁は夫の家に入るとか、男は外で働き、女は家事?育児をするとか、ある一定の家族観を持っている。日本は家父長的家族倫理を導入されたのは;世紀、聖徳太子の17箇条の憲法に始まるのである。「国に二君なく民に二つの主なし」とされ、朝廷の統一支配が確立される一方、儒教倫理の基礎も日本の社会に入ってきたのである。結局、「貞女は二夫にまみえず」と言われ 2 る論理はここに端を発しているように思われる。このような形で日本に入った儒教的家父長倫理は、色々と姿、形を変化して、戦後の改革まで続くのである。「女性は家で家事?育児をすべき」となっていることが伝統的な日本の家族観である。日本において、家父長的家族 制度 关于办公室下班关闭电源制度矿山事故隐患举报和奖励制度制度下载人事管理制度doc盘点制度下载 が成立してくるのは明らかに封建時代である。封建時代における武士の経済基礎は、土地、すなわち荘園であった。この荘園の大小によってその「氏」の権勢が決定しておったのであるから。当然、土地?財産と家は結合していくことになる。相続面から言えば、分割相続をやるということは「家」の勢力を弱体化することにほかならないわけである。当然そこから、相続は長子相続であるということになる。このような経済的基礎を持つ武士の最大目標は、武力であるからして、男性尊重の風はここから出現してくるのである。 家庭の中で、男児の教育が重視されていた。男児は「家」の跡継ぎであるため、常に父親からの期待の対象となっていた。女児は「家」の跡継ぎとはみなされないので、ほとんど視野に入れられないのである。重んじられていたのは、父親と息子の繋がりであって、娘ではない。家長を頂点とした男系親族集団の中では、娘は影の薄い存在だった。また、男児と比較して、女児は「青年期」を持つことがなかった。女児は早いケースで13歳、普通ならば16歳，19歳で結婚していたからである。上層市民の家庭では、娘が幼いうちに、父親をはじめとする親族が娘を結婚させるか、修道女にするかを決定していた。女子修道院は、7歳頃から女児を受け入れて、読み書きや針仕事などを教えていた。良家の娘が修道院で学ぶことは尐なくなかった。結婚が決まった娘は修道院を出たが、修道女になる娘は、12，3歳で最終の誓願を行っていた。故に、女児の勉学も12，3歳で終了する。大学などの高等教育を受ける機会は、女児には閉ざされていたのである。財産相続に関しても、娘は結婚時に嫁資という相続の排除料を、父親か後見人に贈られる。だが、実質それは花婿に対してのものであり、嫁資のない女性は結婚相手を見つけることが困難だった。また、修道院に入るとしても一定額の持参金が必要である。どちらも不可能な場合は、娘は生家に一生涯とどまることになり、家族の負担を増やすこととなるのである。 3 2 社会進出から見る日本女性の社会的地位の変化 2.1 各分野で活躍している日本女性 「夫が外で働き、妻は家庭を守る」という伝統的な男女の役割分担が長い間「当たり前のこと」とされてきた日本の社会だが、近年はさまざまな価値観を受け入れられるようになってきた。そんな考え方が、だんだん見直されてきた。確かに、時間の流れとともに社会構造も変わり、日本女性は、政治、経済、教育、医療、福祉など色んな分野で活躍している。現在、日本の女性は結婚する前にほとんど自分の仕事があって、男性と同じようにバリバリと働く。たくさんの女性が、社会に進出している。女性の外交官もいるし、議員、社長、新聞記者、さらに、女性の航海士もいる。 現在、「男に頼ることはできない，と思って、結婚せずに、仕事に専念する女性もいる。「将来女性の総理大臣が出てくるかもしれない。」――あるインタビューされた女子高校生はこう言った。 2.2 女性の社会進出の現状 日本は「男性を中心とする社会」と言われてきた。昔の日本では、男性は外で働き、女性は家にいて、家事だけをするのが、普通であった。時間の流れとともに社会構造も変わり、現在では、たくさんの日本女性が、社会に進出している。しかし、西方の先進国に比べて、女性の社会進出が、大きく遅れている。国際的に見ると、女性の社会進出問題は依然として厳しい。 2.2.1 就職における難しさ 経済協力開発機構(OECD)が、先進国を中心とする加盟30ヵ国の雇用状況報告書「雇用アウトルック(2008年版，」で、日本について男女間の雇用格差が著しい点を問題視、「女性の就業率の低さ」と指摘し、「緊急対策が必要だ」と注文を付けた。 報告書によると、日本における25，54歳のいわゆる「プライムエイジ」の女性就業率は67.4,で、トルコ、メキシコなどに続いて下から七番目だった。一方、同じ世代の日本人男性の就業率は約92.8%である(図1，。男女の就業状況には依然として大きな差があるといわざるを得ない。 男女雇用機会均等法の施行?改正などにより、女性の社会進出状況は改善されているが、上記の数字からも明らかなとおり、依然として男性の場合と比較 4 して低い就業率である。女性就業率が思うように上がらないのは、結婚、出産といったライフステージの進行による就業環境の変化に対して、企業側の支援が限られているという理由が大きい。周囲の理解や援助が適切に受けられず、仕事と家事?育児負担の間で大きな葛藤を抱えてしまうために、働き続けたいと考えていたとしても、実際には力尽きて退職してしまうケースが多いのである。また、いったんブランクができてしまうと、復職の際にこれまで築いたキャリアをうまく生かすことが難しくなる。だから、日本女性の就職は比較的に困難で、特に女子大学生と未成年の子女がいる女性だ。原因は前者が急速に結婚するので、後者は子供を配慮しなければならない。多くの日本企業が結婚と子女を出産することに理由として彼女たちを解雇している。さらに、男性しか採用しない会社が存在している。結婚や出産を機に、いったん労働市場から退出し、数年後にまた復帰するという日本女性の典型的な就労パターンである。 (空一行) 図 1 男女間就業率の国際比較 資料出所:経済協力開発機構(OECD，「雇用アウトルック」，2008年， 5 2.2.2 男女の賃金格差 男女差別の度合い指数「ジェンダー,ギャップ指数」によれば、日本は総合指数が2005年38位(58ヶ国，、2006年79位(115ヶ国)で、女性が参加しやすい社会づくりで欧米に大きく後れを取っている。日本のこのような男女格差は賃金に大きく反映され、男女間賃金格差が大きい。80年代以降欧米諸国における男女間賃金格差は急速に縮小したが、日本は縮小テンポが緩慢であった。 図 2 男女間賃金格差の推移，男性=100， 資料出所:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」 注，男性一般労働者の所定内給与額を100.0とした ときの、女性一般労働者の所定内給与額の値。 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」で、日本の男女間賃金格差を米英仏と比較すると、日本の男女間賃金格差は最も大きい。すなわち、男性の平均賃金水準を100.0としたときに、女性の平均賃金水準は67.8(2008年)である(図2，。日本の男女間賃金格差は、長期的には縮小傾向にあるが、国際にあるが、国際的にみて格差は大きい(図3，。 6 図 3 男女間賃金格差の国際比較，男性=100， 資料出所:日本:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」，2008， アメリカ:労働省「Employment and Earnings」，2008， イギリス、フランス:ILO“LABORSTA”，2006， 注，日本:1ヶ月当たり賃金(所定内給与，。フル夕イム労働者。 アメリカ:1週当たり賃金。16歳以上、フル夕イム労働者。 イギリス:1時間たり賃金。フル夕イム労働者。(農林水産を含む， フランス:1ヶ月当たり賃金 2.2.3 管理職女性の比率 総務省「労働力調査」(2009年)によると、管理職に占める女性の割合は、平成21年は僅か10.2,で、1割を超えたが依然として低い水準にある。アメリカ42.7,、ドイツ37.8,、スウェーデン32.2,など他国に比べて大きな差がある(図4)。 女性の社会進出は徐々に進展しているが、管理職に占める女性割合は依然として尐ない。女性管理職を役職別にみると、係長相当職の割合が最も高く、平成21年は11.1,、1割を超えた。また、役職が上がるにつれて女性の割合は低下し、課長相当職は5.0,、部長相当職では3.1,と極めて低くなっている(図5，。 7 図 4 女性管理職割合の国際比較 (空一行) 図 5 女性管理職割合の推移 資料出所:日本 総務省統計局「労働力調査」(2009年， その他 ILO LABORSTA 注)1:ここでいう「管理職」は、管理的職業従事者，会社役 員や企業の課長相当職以上や管理的公務員等)をいう。 2:割合は、管理的職業従事者のうち女性の占める割合。 8 2.2.4 女性の社会進出に対する世論調査 内閣府は2009年5月29日、2009年版「男女共同参画白書」を発表した。調査結果は発表資料内「男女共同参画の10年の軌跡と今後に向けての視点」において掲載されているもので、調査自身は2009年2月2日から12日にかけてインターネット経由で男女1万人を対象に行われている。「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方について、全体では「賛成」「どちらかといえば賛成」をあわせた賛成派は39.6,、「反対」「どちらかといえば反対」をあわせた反対派は39.7,とほぼ均衡した結果となった。ただし主張度が強い「賛成」「反対」だけを見ると「反対」の方が多く、やや反対派の方が強めとも受け止められる。男女別では当然ながら男性の方が賛成派が多く、女性は反対派が多い結果が出ている。ただし男性の賛成派が44.6,、女性は34.6,と差は10ポイント(図6)。 図6「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方について(性別) 9 図 7「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方について (性別?年代別) 資料出所:内閣府 「男女ライフスタイルに関する意識調査」，2009年) これについて内閣府では「非正規労働者割合の増加や、仕事と子育てなどとの両立が難しいという雰囲気があることから、現在の就業構造が若年層の女性の意識に影響を与えているのではないか」と分析している。 3 日本女性の社会的地位への影響要素及びその分析 3.1 外的要素及びその分析 女性の地位は社会の進歩を示す重要な指標の一つである。経済的、社会的、文化的要因など多くの要因が女性の地位に影響を与えているが、これらの要因は直接影響するものもあれば、間接的に影響するものもある。 3.1.1 生活様式の変化 第二次世界戦争の後、特に60年代に入った後に、日本社会は高いスピードの経済成長に従い、大量の農村人口は都市に殺到し、伝統的な大家族も解体し、次第に夫婦と一人っ子という「核の家庭」形成した。このような近代的な家庭の中で、女性は家庭の主婦の役だけを演じるのではなく、同時に子供の数が減 10 らすことと家事労動の合理化になっていることは、日本女性に多くの自由的な時間を持たせた。 3.1.2 女性の権益保護政策と法規 女性の権益を保護するために、日本政府は一連に女性の就業に有益的な政策と法規を登場させた。1985年、雇用分野における男女の機会均等および母性保護を目的とする「男女雇用機会均等法」が制定された。これは、同年に日本政府が女性差別撤廃条約を締結したことを契機としたものであった。募集?採用、配置?昇進?教育訓練、定年、退職?解雇に関する男女の均等な機会および待遇の確保等が努力義務とされ、1997年の改定によりこれらの男女差別が禁止事頄となった。だがこれがただちに男女差別の解消に結びついたわけではなく、企業は新たに「コース別人事管理制度」を導入した。これにより企業は「総合職」と「一般職」に分けて雇用?昇進管理を行い、多くの女性は「一般職」の選択を余儀なくされ、「男性は総合職?女性は一般職」というかたちで性別分業構造が維持された。男女雇用機会均等法制定と同時に、労働基準法における女性労働者の保護に関する規定である「女子保護規定」が緩和され、女性の深夜勤務や残業?休日出勤に関する規制が一部の職種で撤廃となり、1997年には全面撤廃となった。「女子保護規定」の廃止は、雇用面の男女平等に限れば一定の合理性をもつが、男女の働き方を見直すものではなく、女性が男性並みに働くという条件を作り出したことにほかならない。もちろん、男女雇用機会均等法の施行以降、男性と同様、あるいはそれ以上の業績をあげることで管理職へと昇進する女性も増加した。1990年代には、男女間の賃金格差は縮小した。だが、そうした女性たちも、家事?育児との両立のために過大な負担を強いられたり、仕事か家庭かの選択を迫られたりした。 職場における男女平等は、主として女性が家庭内の無償労働を担っているという問題を抜きには語れない。1980年代には「内助の功」に報いるとして、年金の第3号被保険者や配偶者特別控除が導入された。これは、女性に家庭責任を担わせることで国の社会保障負担を減らすための政策だったが、女性をパートタイマーなどのかたちで部分的に労働市場に取り込むことで、性別分業構造を強化するように機能した。さらに、尐子高齢化の進展により、育児?介護と両立させつつ女性の労働力率を引き上げることが課題となった。これに対し、 11 1991年の「育児休業法」(1995年「育児?介護休業法」に改定)、1995年の「エンゼルプラン8」(1999年「新エンゼルプラン」)など、仕事と育児?介護の両立を支援する政策が整備されていった。 1996年12月には国連の第4回世界女性会議で採択された「行動綱領」をうけて「男女共同参画2000年プラン,男女共同参画社会の形成の促進に関する平成12年度までの国内行動計画」が策定された。このなかにおいて、はじめて男女共同参画社会とは「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もっと男女が均等に、政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」であると明確に定義された。このような社会を実現するために2000年までに実施すべき具体的施策として4つの基本目標と11の重点目標が掲げられている。 3.2 内的要素及びその分析 3.2.1 自己意識の変化 既得権益を打破する新しい発想が求められる今、女性が社会で高い地位につかないと日本は滅ぶと思う。現在の日本女性は西方文化に影響させて、自身の意識改革が大切だと思う。金持ちと結婚すれば一生安泰という価値観だけではダメだ。女性は自分のために生きるべきで、男性のためのファッションやメイクをがんばりすぎないことだ。自分の人生は、自分のものであって、主人や子どものものではない。同時に、主人や子どもはあなたの飾りでもない。 3.2.2 教育意識と参政の意識 日本は経済の急速な成長を遂げた後で、社会の国際化、情報化が飛躍的に進展していた。国際化、情報化社会は日本の女性の意識に対する影響が大きい。インターネットは彼女たちの視野を広ろがっている。彼女たちの考えはインターネットを通じて世界と接触することができる。日本女性の教育程度は大きな発展を遂げていた。今日本において女性が高校卒業の後で大学に入って高等教育を受け入れる割合が非常に高い。2003年に48.3%の女性が高校卒業の後に大学あるいは短大に入って教育を受けており、男性の割合は49.6%であった。しかも日本の女性は参政の意識が絶えず高まっている。1999年の統一地方選挙 12 において、地方議員の女性の割合は1995年に比べて5.9,に上昇し、大阪府は9.5%から12.7%まで上がった。 おわりに 本文は、日本女性の社会的地位の変化について、研究を展開している。伝統的な日本家族観と現在の社会進出で活躍している日本女性の社会的地位について研究分析し、その変化及び影響要素等を分析している。上述したように、伝統的な日本女性は大和撫子みたいべきで、優しくて、従項で、両親と夫の話を聞かなければならなかった。現在、日本において女性の社会的地位は高まりつつあるが、先進国に比べてまだ差が大きいことも事実である。日本女性の社会的地位を影響する要素は経済の発展などの外的要素だけではなく、女性自身の自己解放を求める意識にかかわっている。 しかし、能力の制限で、本稿には足りない所もまだたくさんあると思う。たとえば、日本年齢別の伝統的家族間に対する男女の意識差について研究などは本文はまだ言及しなかった。したがって、この問題を私の今後の課題にする必要があると思う。 13 参考文献 (空一行) [1] 比嘉正范.「日本人社会」[C].東京岩波店.1976. [2] 水谷修.「女性の意識」[C].東京岩波店.1978. [3] 林瑞枝編.『いま女の権利は』[M].学陽書房.1989. [4] 金田一京助.柴田武.『新明解国語辞典』.第四版.東京:三省堂.1993. [5] 網野善彦.『女性社会地位の再考』[M].御茶の水書房.1999. [6] 石崎升子,『職業婦人の進出』,吉川弘文館.2000. [7] 雇用均等?児童家庭局,「男女間の賃金格差レポート」[R].厚生労働省.2009. [8] 尚永清.《日本社会》.日语知识[J].第三辑.1983. [9] 马红娟.《日本妇女社会地位的历史与现状》[J].日本研究.1996.2. [10] 李卓.日本妇女社会地位的演变[J].日本研究.1998.01 [11] 秦颖.《从日本禁忌风俗看女性社会地位的演变》[J].贵州民族学院学报.2004.3. [12] 苗桂芝.《妇女婚姻家庭地位的历史演进》[J].法制与社会.2008.1 [13] 全永根.高艳.《中、韩、日三国女性战后教育、家庭地位变化及其异同》[J].东南亚研 究.2008.03. [14] 赵敬.《当代日本女性劳动就业研究》.中国社会科学出版社.2010. [15] 黄景爱.《论日本女性社会地位的变化对女性语的影响》.福建教育学院学[D]2010.3. [16] 谢新华.张宁.《日本女性社会地位的相关研究:回顾与反思》[D]. 山东女子学院学报.2011. 2. 14 謝辞 (空一行) 本論文の作成にあたり、指導教官の金先生から、ご指導を賜っていただきました。先生のお蔭様で、本論文のみならず、多くのものを身につけることが出来ました。ここに記にして、謝意を申し上げます。 15 …発問者は否定疑問文で発問と言えども、ほかの意味を表す場合はしばしばあ る。… 例文 10?映画に行きませんか,，誘いかけ， 11?この辺りに郵便局ありませんか,，婉曲化， 12?彼、来ませんね。，確認， 例文分析 15