第五节 现代日本语中ことばの流れにおける言语音変化

19 第五節 現代日本語の中ことばの流れにおける言語音変化 口頭こうとうで表される実際の言葉の中、通常、言語音が単一の音節だけで発音されていることではない。たくさん音節を組み合わせた一つの文或は一組語彙の中、ある音節が或はある単音が往々にしてその前後の音節の影響を受けて言語音変化をおこす。これはことばの流れで起る言語音の変化現象である。現代日本語のことばの流れで起る言語音の変化に主に次のいくつかの特徴がある。 一 母音の無声化 原則的に言えば、すべての母音が有声音であり、でも、ことばの流れで、ある母音が前後の音節の影響を受けて無声化される現象もある。このときの母音は、一般母音を発声する口の形だけをして声帯の振動を起こさない。[i ]、[?]は一番無声化されやすい二つの母音である。これらの現象は次のいくつかの情況で現れる。 1.二つの無声子音の間位置する時、これらの子音は「k?s?∫?t?t ∫?ts ???Φ?p」。 例:38(A ) 2.無声子音と結合して、下がり(さがり)調子に位置する最後の一つの音節。例:39(A ) 3.無声子音に結合して、促音の前に位置する。例:39(B ) 母音の無声化される現象は日本の関東などの地方の方言に現れる言語音現象である。ラジオ?テレビの普及させる作用により、現在は日本語の標準音の一つの特徴になっている。 以上に述べた各母音の無声化する規律が絶対ではない。例えば:[i ][?]が二 つの無声子音に挟まれる現象が連続する時、無性化される現象が必ず起ることではない。例:39(A ) 二 が行鼻濁音 ガ行直音と拗音の子音[g ]が本来有声軟口蓋破裂音である。それが次の情況で往々にして有声軟口蓋鼻濁音[?]になる。 1.単語の第二音節以下の時、通常に鼻濁音になる。例:39(C ) 2.助詞が、一般に鼻濁音として発せられる。例:40(A ) これ以外に接続語「が」一般に鼻濁音になる。例:40(B ) ガ行直音と拗音の鼻濁音化されることが、日本のラジオ、テレビで標準音として普及させているけれども、東京、大阪などの大都会にこの現象が退化(たいか)する趨勢(すうせい)になっている。 ガ行直音と拗音が単語の第二音節以降に鼻濁音されない時もある。これに次のいくつかの情況がある。 ① 外来語 キログラム 消しゴム。しかし、ある歴史が長くなっている慣用外来語は鼻濁音になることがある。例えば:「イギリス」、「キング」(王_トランプの王、チェスの王、国王) ② 畳語(じゅうご)の形式でできた擬声語と擬態語 グズグズ(慢腾腾的_愚図愚図するな/嘟囔_愚図愚図言うな) ギリギリ、ゴクゴク(咕嘟咕嘟_水をごくごく飲む)、ゴタゴタ(乱七八糟,混乱_ごたごたしたへや)。 ③ 軽く発音する接頭語に付けるとき おげんき(お元気)、おぎり(お義理_道理、情義)、おぐあい(お具合_①万事ばんじ 具合よくいっている/天気の具合;②体の具合が悪い) ④複合レベルが低い複合語 こうとうがっこう(高等学校)、りょうりがっこう(料理学校)、にほんぎんこう(日本銀行) それと、「小学校」、「中学校」、「経済学」などの複合レベルが高い語彙にもガ行音が一般も鼻濁音される。 ⑤数詞「ご」 じゅうご(十五)、だいご(第五)、二十五人(にじゅうごにん) しかし、「十五夜(じゅうごや)」、「七五調(しちごちょう)」、「醍醐(だいご)」などの名詞の中の「ご」も鼻濁音される。 以上に述べた情況から見ると、ガ行音とガ行鼻濁音がある程度で言語意味を区別する対立関係を持っているため、音韻論の中/?/を音素として処理している。同様に、音節体系の中も、ガ行音節が?a行鼻濁音音節に区別される。 三拗音の直音化 拗音の直音かというのは、拗音節「シュ?ジュ」がことばの流れにおいて「シ?ジ」と発音される現象を指す。例:「手術」は「しゅじゅつ」、「しじゅつ」、「しゅじつ」、「しじつ」の四つの発音がある。日本で出版された『日本語発音アクセント辞典』の中、「新宿(しんじく)」、「千住(せんじ)」、「手術(しゅじつ)」の三つの発音を標準語言語音として見る。それ以外に、例えば「出発(しゅっぱつ→しっぱつ)」、「祝杯(しゅくはい→しくはい)_祝いの酒を飲むための杯。祝いの酒杯(しゅはい/さかずき)。「祝杯を挙げる」」、「熟慮(じゅくりょ→じくりょ)」、「下宿(げしゅく→げしく)_部屋代、食費などを払って他家で暮らすこと。また、その家。」、「提出(ていしゅつ→ていしつ)」、「供述(きょうじゅつ→きょうじつ)_被告人(ひこくにん)、被疑者(ひぎしゃ)、 証人などが、裁判(さいばん)官や捜査(そうさ)官に対し、ある事実について述べること。」、「半熟(はんじゅく→はんじく)」の中の拗音が直音化される現象もある。 拗音が直音化される現象がは次第に(しだいに)増加されて、それが標準語の言語音として見られている。 それ以外に、数字の「十」を含めて構成された単語、例えば:「十本(じっぽん?じゅっぽん)」、「十冊(じっさつ?じゅっさつ)」などが二つの発音をもっている。「十手(じゅって)」、「十進法(じゅっしんほう)」などが一般の辞典の中「じって」、「じっしんほう」が見出し語になっている。ある辞典には二つの読み方を全部見出し語として使っている。これが、拗音が直音化される同時に直音が拗音化される現象も存在することをあらわしている。 四母音などの脱落(だつらく)と音節の縮小(しゅくしょう)すること 話し言葉では発音するスピードが速い或は発音しやすくするため、往々にして母音或は半母音、更に子音の脱落する現象があって、それに伴ってことばの中の音節には各種の変化が起る。例えば、音節が脱落する、二つの音節が(多い時三つの音節が)一つの音節になる或は促音化、撥音化される各種の現象が起る。変化された後のことばの音節形式を縮約形(しゅくやくけい)と言う。 (一)母音の脱落 1.[i]の脱落(音節の脱落を起こす) 食べている→食べてる[tebete i r?→tebeter?] 2.[e]の脱落(音節の合併〔がっぺい〕を起こす) 見てあげる→見たげる[mit e ager?→mitager?] 食べてしまう→食べちまう[tabet e?ima?→tabet?ima?] 飲んでしまう→飲んじまう[nond e?ima?→non?ima?] 3.[o]の脱落(音節の合併を起こす及び「の」撥音化) この間(このあいだ)→こないだ[kon o aida→konaida] 行くのだ(いくのだ)→行くんだ[ik?n o da→ik?n da] 4.[?]の脱落(音節の促音化を起こす) 母音[?]が無声化から更に脱落して、その音節を促音化する可能 三角形(さんかくけい)→さんかっけい[sankak?kei→sanka k kei] 退職金(たいしょくきん)→たいしょっきん[ta?ok?kin→tai?o k kin] 5.[a]の脱落(「ない」前の行音に撥音化を起こす) 分からない→わかんない(waka ra nai→waka n nai) (二)母音と半母音の脱落(拗音化或は音節の合併を起こす) 書きは(しない)→書きゃ[kak i w a→kak j a] ぼくは→ぼか[bok?w a→boka] 食べては→食べちゃ[tabet ew a→tabet?a] 飲んでは→飲んじゃ[nond ew a→non?a] これは→こりゃ→こら[kor ew a→ko r j a→ko r a] (三)母音と子音の脱落(拗音化或は音節の合併を起こす) 1.拗音化現象 (食べてしまう→)食べちまう→食べちゃう[tabet e?i ma?→tabe t?i ma?→tabe t?a?] (飲んでしまう→)飲んじまう→飲んじゃう[non de sima?→non?i ma?→non?a?] 行けば→行きゃ[ik eb a→i k j a] なければ→なけりゃ[naker eb a→naker j a] 24 2.音節の合併 こられない→これない[ko rar enai→ko re nai] 起きられない→起きれない[oki rare nai→oki re nai] それ以外に、「(読まれる)→読める」などはずっと前に規範的日本語になって、「読まれる」の代わりに使えるようになった。 (四)長音の脱落 高校(こうこう)→こうこ[ko?ko?→ko?ko] 弟(おとうと)→おとと[oto?to→ototo] 日本語の音節の縮約形(しゅくやくけい)について、次の節「言語音変化と現代語の音節の構造」を参考しなさい。 五カ、タ、パ行音節の無気(むき)音節化 カ、タ、パ行音が単語の第一音節のとき軽い有気音であり、単語の第二音節以降になる時一般に無気音に変わって、助詞「て(は、も)」、「たり」、助動詞「た」なども一般に無気音である。 以上に述べた言葉の流れの中の言語音の変化が往々にして言葉の音節の構造変化を起こす。このような音節構造が最終的に固定された語形になれば、それを言葉の流れの中の臨時的言語音変化現象として見ない。