2)口唇口盖裂分类
,,口唇口蓋裂の分類、特徴、問題点を矯正学的な立場から。
,口唇裂?口蓋裂の発生機序,
?口唇裂:内側鼻隆起と上顎隆起
?上口唇正中裂:両側の内側鼻隆起
?下口唇正中裂:両側の上顎隆起
?横顔裂:上顎隆起と下顎隆起
?斜顔裂:外鼻孔より上方 ? 上顎突起と外側鼻隆起
下方 ? 上顎突起と内側鼻隆起 ?口蓋裂:両側の口蓋突起
,分類,
?,口,唇裂、,口,唇顎裂
?口唇口蓋裂、口蓋裂
?両側性、片側性
?完全、不完全
があります。
※ Kochの分類
L K G spalte ,,:軽度 ,:中等度 ,:重度,
L ? 口唇 、K ? 顎 、G ? 口蓋
例:L3K2G2 ? 口唇は重度、顎と口蓋は中等度
,特徴,
? 多因子疾患,複数の遺伝的要因と環境要因の相互作用によって起こる,
? 発症が同じ家系に集積する,家族性集積性,
近親ほど罹患率が高い
? 口蓋裂:一般集団では、:,,,の発生率
片親が口蓋裂だと、,,,,の発生率
Treacher Collins症候群,常染色体優性遺伝,の患者では
口蓋裂は約,,,の発生率
,口唇口蓋裂はまれ,
過去問の解答には常染色体優勢遺伝の患者では,:,の発生率って書いてあ
りますが、授業のプリントには,,,って書いてあります。どちらなのかわ
かりません。ごめんなさい。
,問題点,
一般的な問題点
?骨格:上顎の劣成長
偽性下顎前突,上顎が小さくて下顎が普通の大きさだから見た目受け口,
?歯列弓?歯槽弓:上顎歯列弓、歯槽弓の狭窄
?咬合:交叉咬合,前歯、臼歯,
?歯:数、位置、形態の異常、う蝕になりやすい
?瘢痕組織:maxillary ankylosis ,上顎が繊維性に結合し硬直する。上顎が成長しにくい,
?発音:開鼻声,鼻咽腔閉鎖不全,
裂型別の問題点
? ,口,唇顎裂
? 唇裂が軽微で歯槽骨にほとんど欠損がない場合
? 顕著な不正咬合が見られないこともある
? 顎裂を伴っている場合
? 裂隙に隣接する歯の形態異常や位置異常を伴うことが多い
? 口蓋裂
? 上顎の劣成長
? 口蓋閉鎖手術によって上顎歯列弓が狭窄
? 前歯、臼歯部の交叉咬合,クロスバイト,が頻繁に見られる ? 片側性口唇口蓋裂
? 上顎の劣成長
? 上顎歯列弓の狭窄
? 歯の位置異常
? 両側性口唇口蓋裂
? 側方歯群の交叉咬合
? Premaxilla,中央の遊離した骨部, への対処が必要
? SNA,上顎骨の頭蓋に対する前後的関係を
表
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す項目,は必ずしも悪くない
,矯正治療,
? 混合歯列期に
? 上顎歯列弓の側方拡大と、前歯部および側方部反対咬合を改善
? W型拡大装置,別称 ポーター型拡大装置、Quad Helix Appliance,
? 上下顎骨の骨格的不調和の改善
? 上顎前方牽引装置,上顎の成長促進,
チンキャップ,下顎の成長抑制,
? う蝕管理
? 言語治療
?永久歯列期に
? セグメント内のDiscrepancy,叢生,への対応
? 腸骨の海面骨を移植,各歯槽骨セグメントと一体化させ、犬歯を萌出誘導させ、
鼻翼を持ち上げる,
抜歯
? 個々の歯の排列
? アーチワイヤー
? 先天欠如歯への対応、セグメントの固定
? 保定、補綴
一般の矯正治療との差異は、
? 不正咬合のバリエーションが多く、治療が複雑かつ長期に及ぶ
? チームアプローチが必要
? 歯科:口腔外科、矯正歯科、小児歯科、
医科:産婦人科、小児科、形成外科、耳鼻科、